野沢プログラマー制作 FC Development Board
NF-FCDEV-100
FC用(Windows10接続・使用) FC-ROMエミュレータ
●NF-FCDEV-100 って何をするもの?
NF-FCDEV-100(以後FCDEV)は、1983年に発売された大ヒット家庭用ゲームマシン(以後FC)に装着して、PCと組み合わせることでFCのゲームを開発できる基板です。
●どんな風に開発するの?
FCDEVはFCのカセットと同じ機能を持っていますが、普通のカセットと違い、PCからバイナリーをアップロードして中身を書き換えられます。
●どんな風にしてそれを実現しているの?
FCDEVはFCにFCDEVが電気的には刺さっていない状態、一般的な言葉でカセットが刺さっていないのと同じ状態に出来ます。この時には自由にROMカセットの中身を書き換えられます。
●FCDEVにはどんな機能があるの?
FCDEVはPIC(組み込み系コントローラー)が内蔵されており、FC本体の制御をしながら、USBを使用してPCと通信できます。これを利用してPCからFCのプログラム用の領域にプログラムを転送したり、FCと通信をしたり、FCのリセットを制御したりします。またPICにはモニタプログラムが用意されており、これを利用してFCでプログラムが動作しているときにFC本体のメモリの内容の確認や、簡単なデバッグを行えます。
●プログラムはどうやって作るの?
アセンブラで開発します。本製品ではASMXを標準アセンブラとして扱います。
またサンプルは全てASMXで記述されています。他のアセンブラを使用する場合には、マクロやアドレシングの記述は、適時読み替えてください。
このアセンブラは主にUNIX系OSでよく使われていますが、UNIX/LINUXを使うのを推奨するのも難しいため、Windows10で動作するバイナリーを提供します(file構成を見てください)。
ただWSLもしくはWSL2を使うとWindows環境でも快適にLinuxが使用可能なので、そういった環境を準備することを強くお勧めします。
またCC65(6502用C言語)でもFCのプログラムを開発可能ですが、サポートは致しません。
使用したい方は各自で使えるように環境を準備してください。
●開発に必要な機材
■Windows10搭載PC メモリー 8GB程度
HDD(SSD)の空き容量 10GB以上
USB(2.0)インターフェースの空き ×1
■FC/NEW-FC(AV出力が望ましい)
※互換機では動かない場合があります。
FCの出力を表示するモニタ
●開発者紹介
野沢 勝広 ソフト担当、基本回路設計。(スタソルの作者でハードもわかる)
藤井 尚人 製造担当、ボードパターン設計。(野沢プログラマーの元同僚)
●注意事項
・市販品ではなく、同人ハードウェアとなります。
・ゲームソフト開発に関しては知識と経験が必要となります。
・ゲームインパクトでのアフターサポートはありませんのでご了承ください。
上記に関してご理解の上ご購入いただきますようお願い致します。
質問などは野沢氏に直接お問い合わせをお願いします。アフターサポートは出来る限り野沢氏が対応とのことですので、Twitter・製品サポートHPにDMをお願いします。
▼野沢氏Twitter
▼製品サポートHP(野沢工房)
【購入者さまへお知らせ】
NF-FCDEV-100のサポート情報
Windows10環境下でFCDEVのアセンブラに問題がありました。下記の問題を修正したバージョンを野沢プログラマーサイトにてアップしています。
【問題箇所】
incbinで指定したファイルに0x1Aが含まれると、ファイルの読み込みを終了します。
製品サポートのページよりダウンロードをお願い致します。
修正バージョン FCDEV-100/101 Support software package V1.01
【キット内容】
NF-FCDEV-100開発ボード(シリアルナンバー入りアクリル板装着済み)・NF-FCDEV-100用リセットケーブル・FC本体取り付け用コネクター・リセット用ケーブル・USB-typeA-USB-miniBケーブル 1.5m・取扱説明書・スリーブケース
本体価格45,000円 税込み49,500円
オリジナルスリーブケース
野沢氏が手掛ける初のFC開発キットということで、こだわりのオリジナル箱を制作しました。取り出しやすいスリーブケースです。
約100ページの取扱説明書が付属しています。改造マニュアルも掲載しています。
※画像は表紙・裏表紙イメージです。
マニュアルサポートソフトウェア CD-R
動作サンプルやゲーム作りに必要なサービスファンクションが添付されています。ゲームの土台的なサンプルなので、是非ご活用ください。詳しくは、CD-Rにてご確認ください。
大変遅くなりましたが、発売になります。
LEVEL1バージョンですが、開発には十分使えると思います。
一応、対応カセットを用意する事も計画中です。
また、専用ライターも用意する事も併せて計画中です。
LEVEL2はこの先の売れ行き次第ですが、結構大変なものですのでどうなるかはわかりません。とにかく、プログラミングを楽しんでください。
野沢勝広
出身地 北海道 道南 1959年(昭和34年)8月28日生まれ
最終学歴 室蘭工業高校 電子科 卒
コンピュータとの出会いはこの頃。 ハドソンへ入社前はミニコンのメンテをしていたが、マイコンとの出会いでハドソンにコンパイラFORMを売り込んだついでに入社。 社員番号10番でした。 その頃のハドソンはマイコンでビジネスソフトやらマイコン用ゲームなんかを作っていて、メインはマイコン販売が主です。 HUBasicをキッカケにシャープと取引し、気が付けばファミリーbasic関連で任天堂と取引をする事に、ちなみに私はこの件には関わっていない。 中本氏がスターフォースをポーティングし、ヒットし、キャラバンを開催、その後色々あって気が付けばスターソルジャーを作る事になってました。
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